この記事のポイント
先に要点を確認
- 業務経験と配慮事項を別々に整理して評価材料を明確にする
- 開示する健康情報の範囲は応募方法と本人の意思で検討する
- 配慮事項はできないことだけでなく安定して働く方法で示す
目次から読みたい項目へ本文8項目
経験と配慮事項を分けて考える基本
履歴書には学歴、職歴、資格、志望動機を通常どおり記し、配慮事項を伝える必要がある場合は応募先の指定欄や本人希望欄などで整理します。診断名だけで働き方を判断させず、業務上どの場面で何があると安定するかを具体的にします。
業務遂行に必要な条件を整理する手順
求人の一日の業務を確認し、自分が問題なく行えること、工夫して行えること、相談したいことに分けます。現在の支援者や医療者へ確認できる場合は内容を整理し、応募先へ伝える範囲と伝える時期を自分で検討します。
- 求人業務を作業、時間、環境、対人対応に分けて確認する
- 過去に安定して働けた条件と自分で行った工夫を整理する
- 応募先へ相談したい配慮を具体的な場面と方法で表現する
- 開示する情報と履歴書に書かず面接で相談する情報を分ける

読みながら、そのまま入力できます
質問に沿って進めるだけ。入力内容はPDFで確認できます。具体的な配慮を伝える記載例
抽象的に配慮をお願いしますと書くのではなく、どの業務場面で、どの方法があると安定するかを示します。同時に本人が行っている確認方法も記し、仕事経験や能力の説明とは別に配置します。
業務場面と方法で配慮を伝える例
医療情報を書き過ぎない最終確認
配慮事項を伝えることと、医療情報をすべて提出することは同じではありません。障害名から一律に能力を説明せず、本人が実際にできる業務と必要な支援を基準にします。応募方法ごとの必要書類も確認します。
- 診断名だけを書き具体的な業務上の配慮を曖昧にしない
- 症状や治療歴など望まない個人情報を履歴書へ書き過ぎない
- 同じ障害名の人に共通する働き方だと決めつけて表現しない
- 対応できない業務を選考のために問題ないと約束しない
障害のある方の履歴書の書き方の状況別判断表
障害のある方の履歴書の書き方は、検索で見つけた一つの例を全員へ当てはめるのではなく、応募先の指定、現在の事実、提出媒体の三つに分けて判断します。この記事の要点である「業務経験と配慮事項を別々に整理して評価材料を明確にする」を軸にすると、見た目だけを整えて重要な情報を落とすことを防げます。
迷ったときは「開示する健康情報の範囲は応募方法と本人の意思で検討する」「配慮事項はできないことだけでなく安定して働く方法で示す」の順に確認します。指定がない部分だけ一般的な書き方で補い、年月、固有名詞、資格、実績など確認できる事実は資料と一致させてください。
| 状況 | 判断 | 提出前の確認 |
|---|---|---|
| 応募先の指定がある | 指定された様式・記載方法を優先する | 求人業務を作業、時間、環境、対人対応に分けて確認する |
| 指定がなく迷っている | 業務経験と配慮事項を別々に整理して評価材料を明確にする | 過去に安定して働けた条件と自分で行った工夫を整理する |
| 事実や年月に自信がない | 推測せず、証明書・雇用記録・求人票で確認する | 応募先へ相談したい配慮を具体的な場面と方法で表現する |
| 完成版を提出する | 配慮事項はできないことだけでなく安定して働く方法で示す | 氏名、応募先、日付、ファイルまたは紙面を最初から確認する |
障害のある方の履歴書の書き方を紙・PDF・Webで使い分ける
障害のある方の履歴書の書き方の内容が同じでも、紙、PDF、Webフォームでは確認すべき場所が変わります。紙は書き直しと印刷状態、PDFは保存後の表示、Webは必須項目と添付条件を確認します。媒体を変えるたびに文章を作り直すのではなく、確認済みの事実を一つの入力元で管理してください。
特に「開示する健康情報の範囲は応募方法と本人の意思で検討する」は、入力画面で正しく見えていても提出版で崩れることがあります。応募先から独自の方法が示されている場合は、次の一般例よりその案内を優先します。
- 紙:求人票と提出案内を手元に置き、日付、宛名、必要書類、用紙サイズをそろえてから封入します。
- PDF:応募先ごとに完成版を分け、保存後のPDFで氏名、日付、写真、ページ順、別企業名の残存を確認します。
- Web:応募フォームの必須項目、添付形式、容量、締切を先に確認し、送信確認画面まで内容を照合します。
- 共通:配慮事項はできないことだけでなく安定して働く方法で示す
障害のある方の履歴書の書き方のNG例を具体的な内容へ直す
障害のある方の履歴書の書き方で伝わりにくいのは、抽象語だけで判断を相手へ委ねる書き方です。「きちんと対応した」「経験がある」のような表現ではなく、対象、期間、担当範囲、確認行動を足します。ただし、元の資料にない数字や経験を作ることはできません。
この記事の例「複数の指示が同時にある場合、優先順位を箇条書きで確認できると、期限を守って正確に進められます。」を使う場合も、そのまま転記せず、「自分でも作業後に確認表へ記録しており、週一回の進捗確認をご相談できれば安定して業務を継続できます。」のどこが自分の事実と一致するかを確認します。一致しない部分は削除し、実際に説明できる行動へ置き換えることで、履歴書、職務経歴書、面接回答の矛盾を防げます。
障害のある方の履歴書の書き方の書き換え手順
障害のある方の履歴書の書き方を提出前3分で点検する
障害のある方の履歴書の書き方だけを単独で読むのではなく、求人票、履歴書、職務経歴書、送付メールまたは封筒を採用担当者が受け取る順に並べます。一分目は氏名・連絡先・応募先、二分目は学校・会社・資格・実績の年月、三分目は写真・ページ・ファイル名・添付状態を確認します。
内容の根拠を再確認するときは、記事内で案内している「厚生労働省「公正な採用選考の基本」、ハローワークインターネットサービス「応募書類の作り方(履歴書)」」も参照できます。公的資料は一般的な基準を示すものであり、応募先の指定を上書きするものではありません。最後は「業務経験と配慮事項を別々に整理して評価材料を明確にする」を自分の言葉で説明できるかまで確認してください。
- 1分目:氏名、電話番号、メールアドレス、応募先名、応募職種を確認する
- 2分目:求人業務を作業、時間、環境、対人対応に分けて確認する。履歴書と職務経歴書の年月を照合する
- 3分目:応募先へ相談したい配慮を具体的な場面と方法で表現する。提出する紙・PDF・添付ファイルを開き直す
- 面接前:開示する健康情報の範囲は応募方法と本人の意思で検討する理由を、例文ではなく自分の事実で説明する
- 保存:提出した版を応募先名と提出日が分かる状態で保管する
出典
参考資料・公式情報
様式や手続きは公的機関、資格の表記や端末の操作は各提供元の資料で確認できます。記載例は書き方を示すための例です。ご自身の経歴に置き換え、提出先の指定を確認してください。よくある質問
応募シーン別のQ&A
Q障害名は履歴書に必ず書く必要がありますか?
応募区分や提出書類によって確認事項が異なります。一般枠を含め、開示の範囲と時期は支援者への相談も活用し、自分の意思で検討してください。
Q配慮事項は本人希望欄に書けばよいですか?
応募先に指定欄がなければ本人希望欄で簡潔に伝える方法があります。長くなる場合は別紙や面接で相談できるか、応募先へ確認します。
Q通院予定はどのように伝えればよいですか?
勤務時間への影響がある場合、必要な頻度や時間帯を相談事項として具体的に伝えます。病状の詳細まで履歴書に書く必要があるとは限りません。
Q障害のある方の履歴書の書き方で応募先の指定と一般例が違う場合はどうしますか?
応募先が示した様式、入力項目、提出方法を優先します。意味が分からない指定は推測で処理せず、採用窓口へ確認してから「業務経験と配慮事項を別々に整理して評価材料を明確にする」方針で整えてください。
Q障害のある方の履歴書の書き方を提出後に間違えたと気づいた場合は?
連絡先、経歴、資格、宛先、書類不足など選考へ影響する誤りは、正しい内容と再提出方法を整理して採用窓口へ相談します。軽微な表現を自己判断で何度も再送せず、提出した版を確認してから対応してください。


